彫りすぎたので新しい板をくれ
最近、「不自然にならぬよう振る舞う」ことを意識している。
そう、自分からつまらん人間になろうとしているのだ。
「無難な自分」と「ありのままの自分」、
二面の自分を使い分けて生きるとどうなるのか試してみたいのだ。
そして、それが達成できれば、ちょっとだけかっこいいかもと思っていたりする。へんなの。
元々は「ありのままの自分で暮らしたい」「正直に生きたい」という願望から出た工面だった。
で、がんばってみた。難しい。
今までハリボテを身体中にくっつけながら厚底を履いて暮らしてた人間が、裸一貫になって上手に暮らせるわけがない。
習慣とはそれほど強い力だもの。ありのままに振る舞うのが難しい。
ならば真逆を演じれば、真の輪郭が浮き出るんじゃない?つって冒頭に戻る。
不自然じゃないように振る舞うことを意識している。
掘り下げてみれば、なんでもいいからコントロールしたいだけなんだろう。
要はコントロール欲を満たしたい。それだけ。
コントロール欲を弄る手段として、外から見た自分と内から出る自分をどう纏うかに手こまねいている。
うーん、難しい。
寝不足で頭が働かない。
三箇所は口内環境に不備がある。
携帯のバッテリーは寿命が近い。
給料日は近いが嬉しいわけでもない。
もっと強くなれまほし、っていう実現不可能な希望。
思ってるだけで現状が変わってたら、地球上の人類全てがスーパースターだよ。
まだ自分が特別だと勘違いしてないか?
心の底から自分を凡人だと思い込める勇気はまだない。
自分に諦観される自分は小さいか?
バカにされるほど大したことないか?
大丈夫、人はそんなに人に興味ないから、そんなに見てないよ。
リセットは甘え。